「叩きコピペ」に対する“不信感”

 突然ですが新コーナー。

ゆめみがちサロン : TBSの悪行の数々のまとめ 1966〜2009 - ライブドアブログ

 今回はこの2つの記事に対する個人的な“不信感”について


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 最初に断っておくが、“不信感”といっても『記事そのものが“真実”であるかどうか』を意味することではない。前者の記事はきちんと検証してくれている人がいるし、後者の記事は一部事実と違うのではないかという指摘もある

 この2つの記事に対する、俺が言っている“不信感”というのは、このコピペそのものに対する「一種の悪意」に対して言っているのだ。はっきり言ってこの2つの記事には共通点がある。つまりミンスマスゴミを叩いている俺達スゲー』と言っているだけなのではないのかと。

 『「嘘」を「本当」のように見せるには、その「嘘」の中に少しだけ「本当」の部分を混ぜればいい』という言葉を聞いた事がある。これは「いかにしてその話を“真実”に見せるか」という意味で使われていたように思う。

 ただどうもこの2つの記事は、その「真実」を重きに置いているように見えない。個人的に思うには、とにかくはじめに「俺達の自民党スゲー」と「やっぱりネットは“真実”を語ってくれてるぜ」と言いたいがためにコピペという形で2chで出回っているんじゃないか、という気がするのだ。

 そりゃ今の民主党政権やマスコミに対して“不満”があるのは事実だが、それをコピペとして読まされていると、なんか「学校の一クラスがある特定の人物に対して、寄ってたかって悪口を紙に書いて、それを教室の黒板に貼り付けている」のを読まされている気分がして気持ち悪い。もっというと『意見』と『悪口』を勘違いしている気がしてみっともない

 あとこの2つの記事に対する一種の「ダブルスタンダード」感も、その“不信感”を増幅させている気がする。

 前者は「同じような事が行なわれてもそれが麻生前総理だったら、文句を言わないで逆に弁護するくせに」という意味で。後者は「どうせ『けいおん!』とか『ローゼンメイデン』とか『ひだまりスケッチ』とか、TBSが作った深夜アニメは何も文句を言わずに見るんだろ?」という意味で。

 最近の2chやネットは、どうも『情報の交換場所』としての役割よりも『不満やストレスの解消の場』と化しつつあるように思う。そこには“真実”よりも、“自己の存在意義の確認場所”という『役割』でしかないように感じる。