「叩きコピペ」に対する“不信感”
突然ですが新コーナー。
◎ゆめみがちサロン : TBSの悪行の数々のまとめ 1966〜2009 - ライブドアブログ
今回はこの2つの記事に対する個人的な“不信感”について
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最初に断っておくが、“不信感”といっても『記事そのものが“真実”であるかどうか』を意味することではない。前者の記事はきちんと検証してくれている人がいるし、後者の記事は一部事実と違うのではないかという指摘もある。
この2つの記事に対する、俺が言っている“不信感”というのは、このコピペそのものに対する「一種の悪意」に対して言っているのだ。はっきり言ってこの2つの記事には共通点がある。つまり『ミンスやマスゴミを叩いている俺達スゲー』と言っているだけなのではないのかと。
『「嘘」を「本当」のように見せるには、その「嘘」の中に少しだけ「本当」の部分を混ぜればいい』という言葉を聞いた事がある。これは「いかにしてその話を“真実”に見せるか」という意味で使われていたように思う。
ただどうもこの2つの記事は、その「真実」を重きに置いているように見えない。個人的に思うには、とにかくはじめに「俺達の自民党スゲー」と「やっぱりネットは“真実”を語ってくれてるぜ」と言いたいがためにコピペという形で2chで出回っているんじゃないか、という気がするのだ。
そりゃ今の民主党政権やマスコミに対して“不満”があるのは事実だが、それをコピペとして読まされていると、なんか「学校の一クラスがある特定の人物に対して、寄ってたかって悪口を紙に書いて、それを教室の黒板に貼り付けている」のを読まされている気分がして気持ち悪い。もっというと『意見』と『悪口』を勘違いしている気がしてみっともない。
あとこの2つの記事に対する一種の「ダブルスタンダード」感も、その“不信感”を増幅させている気がする。
前者は「同じような事が行なわれてもそれが麻生前総理だったら、文句を言わないで逆に弁護するくせに」という意味で。後者は「どうせ『けいおん!』とか『ローゼンメイデン』とか『ひだまりスケッチ』とか、TBSが作った深夜アニメは何も文句を言わずに見るんだろ?」という意味で。
最近の2chやネットは、どうも『情報の交換場所』としての役割よりも『不満やストレスの解消の場』と化しつつあるように思う。そこには“真実”よりも、“自己の存在意義の確認場所”という『役割』でしかないように感じる。
【おしらせ】 ブログのリニューアルのお知らせ
突然ですが、10月からブログをリニューアルします。デザインも一新したことだし。
(その1) 新しいブログを作りました
◎【週刊】相谷さんのコメント
このブログの[本日の巡回]を、こっちのブログに移します。要は本来このブログが目指していた「ニュース“コメント”サイト」を、“仕切り直し”の意味でこちらに移そう、というわけです。
こちらは毎週日曜日に更新する予定です。
なおこのブログには「小言」の部分は更新しません。「小言」のほうは直接ブログからアクセスして読む事をお勧めします。
生存報告・および『20分で何か書いてみる』
生存報告
どうもかなり久しぶりの更新になってしまいました、管理人です。ごきげんよう。
更新があいた理由なんですが、これには理由が二つありまして……。ひとつはいわゆるリフレッシュ休暇みたいなものですな。とはいっても完全に休んでいたわけじゃなく、仕事に追われた時間のほうが大半なんですが。
それでこれからブログをどうしようということになりまして、それが更新があいたもう一つの理由になるのですが。
もう一つの理由は……、まあこれは明日書きましょうか。それはできる限りネットを続けるための方法とだけ言っておきます。あとこのブログの右側の部分を少し変えようかと思います。
あとこの記事に関する俺なりの回答は、10月の頭にでも。
20分で何か書いてみる
◎http://d.hatena.ne.jp/nakamurabashi/20090926/1253895012
制限時間20分で何か書いてみようという企画。
俺もブログを書くリハビリとしてやってみたいと思う。
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何を書きましょうかね。とりあえず「ネットをやってみてショックだった事」というお題で書いてみよう。
俺がネットを始めたきっかけというのは、「ネットで情報を読んでみよう」という実に単純なものだった。実は俺がイメージしていた「ネットの情報」というのは、「テレビや新聞で見る情報」の延長線上のイメージだった。つまり「身近な場所で、身近な情報を得よう」というイメージで。
でもネットを始めて大分経つと、そういうものからだんだん「ズレて」しまった気がする。なぜなら今のネットに転がっている情報というのは、まず地方ではほぼ100%やっていない「深夜アニメ」の情報だったり、本来の目的であるはずの「テレビや新聞で見る情報」というのが、そのテレビや新聞の媒体そのものをやたらと敵視していたり(それでいてそのテレビに映っている「深夜アニメ」は何の文句を言わずに見ていたり)。
正直「こんな筈じゃなかったんだよなあ」と今でも思っている。なぜなら「身近な情報」を得るつもりが「全然身近じゃない情報」、特にネットは田舎に住んでいる身分として「全く必要としていない情報」が中心になっているのだから、「こりゃ、かえってテレビや新聞を読んだほうがよかったかもしれん」という気持ちも、最近感じ始めているのである。まあ、じきに慣れてくるのかもしれないけれど。
ちなみに今住んでいる所で「必要としている情報」というのは、「住んでいる場所で身近に行なわれているイベント」や「住んでいる県の事件や事故などの社会的な出来事」、そしてこの時期は「台風や大雨などの自然災害の発生源の行方」がおもだったりする。あとはテレビ番組や明日の天気ぐらいか。
20分経ったのでここまで。
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うーん、思ったより短いなあ、というのが正直な感想。でもあらかじめ「お題」を決めておくと、少しだけ楽にテキストが書けそうだ。
たまに何回かやってみようかしら。
近況報告。および、『「一次ソース」がない2chの情報なんて』・もうすこし
どうも、また一週間ぶりの更新です。ごきげんよう。
近況報告
まず自分自身についての状況ですが、昨日になってようやく「本気を出せる」状況になりつつあります。*1
ただこの記事に関しては、もう少しだけみなさんの意見の募集したいと思います。なお、この記事の件に関しては特に、たびたびはてなスターを打ってくれたり、今回の記事にトラックバックをしていただいた「@nikutyせかんど」のid:nikutetuさんや、今回の記事で非常に有難いご指摘をしてくれた「KJ-monasouken’s diary」のid:KJ-monasoukenさんのお二方には、非常に頭の下がる思いでございます。
この記事に関しては俺なりに何か「ヒント」を掴みつつあるので、もう少ししたら記事にまとめたいと思います。
アクセス数が「とんでもない事」になっていたので
ところで前回記事を書いた2日後、アクセス数を調べたらとんでもない事になっていた。
なんと8月の投票日当日に書いたこの記事が、駄文にゅうすさんに紹介されて、それがかーずさんからさらしるさん、316さん、ぷろとらドットコムさん、ミルトさん、ほかたくさんの方々から紹介されて、記事を書いた俺自身がものすごく驚いたり、恐縮している状態である。
そこでこの記事の反応に対して、少し気になったことがあったのでここに書いておく。
「祭り」という「コンテンツ」は物事を見えなくする恐れがある
◎http://f47.aaa.livedoor.jp/~lastneko/notebook.htm 2009年9月10日分
さすがにみなさんネタとわかって叩いてるだけなんじゃないでしょうか。
◎はてなブックマーク - 「一次ソース」がない2chの情報なんて - 相谷さんの一言
mkomiya 一次ソース(と考えられているもの)も裏づけをとっているとは限らない罠 けいおん!を安易にドラマ化して欲しくないという心情=コンテンツ
個人的な事を言わせてもらうと、そういう「祭り」精神は、情報を集める側にとって「有害」になる可能性があると思っている。
なぜならそうやってギャーギャー騒いでいる間に、本来「情報を得る側」が知るべき事、つまりその情報が「真実」であるかどうかが闇の中に埋もれてしまう可能性があるからである。
その行動が「ネタ」であろうが「心情」であろうが、ましてや「ネット上のコンテンツ」であろうが、その情報が「本当」か「嘘」かはっきり判断できないと、『ただ単に「情報」に「釣られた」だけ』という非常に情けない結果を生み出しかねない。
ネットは「切腹」したり、「斬った首」を晒す場所じゃない
◎http://d.hatena.ne.jp/DCasakura/20090910/medialiteracy
「はわわ! きっつい〜 いいぞもっとやって!!! この情報はFrom E」さんが教えてくれました。ひゅ〜♪(口笛) やるじゃん!」
お気に召して頂いて何よりでw
ところでこの記事には、最後にこう書いている。
弁解の機会はいくらでもあるのだから、誤解だというのならコメントを書き直せばいいし、実際はどう思っていたのかをブログで言えばいい。
実はこの部分が一番大事だったりする。
大体今回の件は、「一次ソース」の出所がはっきりした時点で「賛成」か「反対」か、あるいは「心の底からどうでもいい」か判断すればいい訳で、要は『「ネタ」に近い記事で、ただ「TBS死ね!」という感情だけで「祭り」を起こすんじゃない!』と言いたいのである。
ところで
しかし今回の件で、このブログの方向性を少し考え直さなければならなくなった。
ひょっとしたら記事の書き方を「どこかで分けなければならない」可能性が出てきた。
そのため少しずつ準備を進めているのだが、それに関しては月末にでも。
【質問】 「ネットの意見」と「現実の出来事」に、決定的な“ズレ”が生じた場合はどうしたらいいんでしょう?
どうも。一週間ぶりのブログ更新です、ごきげんよう。
ブログの更新が開いた理由
なんでそんなに間が空いたのかというと、簡単に言うとリアルな意味で忙しい*1ということだったりする。とりあえず仕事が終わったら、たまりにたまっているボカロ放浪記の記事を最優先に埋めなければならないですな。
そして更新があいた理由がもう一つ。ここ一週間で「ネット」と「リアル」の齟齬がいろいろ気になり始めてきて、ブログを書く手が止まってしまう ということが、何か連続で起きている気がするのである。
どうも最近、『「ネットの意見*2」と「現実に起きているリアルな出来事」が決定的に“ズレて”いるのではないか』という疑問がいちいち気になってブログを書く手が止まってしまうのだ。*3もっと言うと、『最近その「ネットの意見」の“ズレ”が、俺的に「許せなくなっている」のではないか』という気がするのだ。
「ネットの意見」と「現実の出来事」の個人的な齟齬
特にそういう「齟齬」を最近感じるのは、ネット(特に2ch)における「政権交代」の話題だろうか。
◎2009-09-05
正直この2つの記事に共通して思うのは、「最近の2chやネットは、『“真実”を伝える、あるいはその出来事が“真実”であるかどうか議論する』という場になっていない」のではないか。もっと言うと、「自分達の思いどおりに動いてくれない『民主党』や『マスコミ』に対して、2chやネットが“罵言”を吐く場になっている」のではないのか。という事だったりする。
そりゃ「もっと現実を見やがれ、馬鹿野郎!」と書くのは簡単なんだけど、どうも最近はそれを書くのでさえ『空しさ』を感じてしまったという感じなのである。
『空しさ』に飲み込まれたくないけれど
なんでそういう感じなくていい『空しさ』を感じてしまったのかというと、最初に書いたように「ネットの世界」と「現実の世界」に、決定的に直せない“ズレ”を感じてしまったということなのである。むしろその『空しさ』を『あきらめ』と言い換えても、俺なりに「しっくり」と馴染んでしまったように。
どうもこのままだと、その『空しさ』のストレスを感じすぎるあまり、最悪自分で自分の心を『折って』しまいそうだ。
自分の心を折らないために
そういうわけでこの記事を読んだ人に『質問』してみたい。
● あなたは「ネットの意見」と「現実の出来事」に“ズレ”を感じた事はありますか?
9月2日の更新
◇http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090901-00000048-spn-ent (「小言」9月1日分)
これはすごい! 確かに「これで4年間は食っていける」レベルのそっくり具合だwww
◆http://trend.gyao.jp/trivia/entry-326037.html (BOGARD La+ / フィアンセ戦車)
美味けりゃいいんだよ、美味けりゃ! それはそうと、スーパーで売ってる「刺身の切り落とし」は美味いよねえ。
◆近代麻雀漫画生活:店員の居ない雀荘 (近代麻雀漫画生活)
すげえ、本当にそういう雀荘があるんだ。
9月2日のニコニコ部
◎「炉心融解」事件と「ニコニコ動画」が抱える諸問題 - 相谷さんのニコニコ放浪記 - ニコニコ部
「炉心融解」のほうは(一部記述の間違いを反省しつつ)大体言いたいことを書いたので、ここでは「週刊VOCALOIDランキング」(以下、「ぼからん」)そのものについて少し。
「ぼからん」でなぜ『門番』が強いのか考えたのだが、たぶんボカロ関連の聞き手は『“新しい曲”より“何度も聞き慣れた曲”が好きな人』が多いのではないか、と思うのだ。
とにかく一週間で『門番』の曲が確実に5桁の再生数を稼ぐということは、その曲を「一日に何度も聞いている」人がかなり多くいるという事なのだろう*1。
俺の場合、確実に『新曲』を聞きたいときは迷わず、各ボカロの「新曲ランキング」か「日刊VOCALOIDランキング」などをチェックするようにしている。やはり『ぼからん』だけでは新曲が見つけにくい。
あと「ぼからん」に関して時々「ランキングで『工作』が多いからほとんど見ない」とか、「『門番』消えろ!」とか動画のコメントを残す奴は、大抵自分の製作した曲に限界を感じて、『門番』に「嫉妬」するしか方法がない位“追い詰められた”最底辺のボカロプロデューサーか、*2 コメントで動画を荒らす事に『快感』を覚える、先天的にどうしようもない阿呆か、間違いなくどちらかだと思う。
*1:もちろん『新曲』もランキングに入ることが多いが、その新曲は大抵『有名なプロデューサーが作った曲』が多いのではないだろうか。それでも稀に、「この曲でデビューしました」みたいな『天才』がランクインすることもあるが。
*2:「己が努力、行動を起こさずに対象となる人間の弱みを口であげつらって、自分のレベルまで下げる行為、これを嫉妬と云うんです。一緒になって同意してくれる仲間がいれば更に自分は安定する。本来なら相手に並び、抜くための行動、生活を送ればそれで解決するんだ。しかし人間はなかなかそれができない。嫉妬している方が楽だからな。芸人なんぞそういう輩の固まりみたいなもんだ。だがそんなことで状況は何も変わらない。よく覚えとけ。現実は正解なんだ。時代が悪いの、世の中がおかしいと云ったところで仕方がない。現実は事実だ。そして現状を理解、分析してみろ、そこにはきっと、何故そうなったかという原因があるんだ。現状を認識して把握したら処理すりゃいいんだ。その行動を起こせない奴を俺の基準で馬鹿と云う。」 (立川談春『赤めだか』より、立川談志の言葉)